earthing

今年の春より
15年以上暮らした東京を離れ
海と山のキレイな
いなか街へ移住することになり

新しい環境
新しいサイクル
新しい感覚
で、新生活が始まりました
眠らない大都会での刺激的な日々を離れ


ゆったりと家族と過ごし
自然を感じて
今まで持てなかった時間と空間を得て

いろいろと
思い出すこと
感じ直すことができ

固執していたものから
スッキリと離れられたような気持ちもあること

新しい何かに取り組んでみようかなと
新しい何かを楽しんでみようかなと
気負わず 過ごしていけること

スローだけど
刺激を発生できる

そんな不思議な世界に
ハマり出している








『 しあわせ 』

とは、人それぞれ



強要されるものでもなく
主張が食い違ってもよいものであり

時には年齢や時間や環境に左右されるものであり
はた目には他人には伝わらないもの





良いのは
『 今が一番  今までのなかでしあわせ! 』

と、思えること


過去の栄光にとらわれず
他人の目や
平均的といわれる数値や常識にふりまわされず
味わってきた悲しいことや、苦しいことにも
とらわれすぎず

自分も年をとり
世界情勢や大災害に ふりまわされて

毎日変わっていき
同じ日はなく
時には落ち込み沈み 倒れて
時には喜び愛に満ち溢れても

永遠にそれだけが続く保障や約束なんてものもなく

過ぎていくものと
とらえれば

『 しあわせ 』の追求が
一番大事だなと
ゆっくりとした大自然と家族と
仲間たちとのささいな日々の中に思う






子供たちと接する機会がふえ

よその親御さんからあずかっている大事な子と過ごすとき
どこかに 連れて行くとき

いろいろと気づく



元気で自由で未発達の子供は
ケガをしやすく 判断力もまだ未完成だとはしても

最近の世の中

道路ぞいでは
暴走した車が つっこんでこないか

大勢の他人と共有する場では
発狂した何者かに遭遇はしないか

お金や性に関わるトラップはないか

いろんな脅威がある



ふと気づく
いつから、こんな世の中だっけ?



大自然の恩恵と尊敬を忘れて
先人の伝統や叡智をないがしろに
目先の成功にだけ目を向けて
築きあげてきたものが
どんどん増えて

近所の目は
あたたかい地域の目から
ギスギスした敵視の目に

殺伐とすすんでいく社会

老人にも 子供にも
育ててる親にも
将来の夢を抱えるべき若者にも
やさしくない

蔓延する不満やストレスやジレンマに
とらわれた人たちにも
手をさしのべない社会
息抜きできるスペースのないライフスタイル


会ったこともない他人の失敗をしつこく責めて
動物が路上で虐待され
制御できない暴走車が増えて
制御できない  止まらないシステムに翻弄されて
働くことにも
食べることにも
健康にも いちいち金のかかる時代





陰  極まって  陽に転ずる  直前の夜

詰まり詰まって
出るべくして出てくる綻び

そんな時代

『 しあわせ 』ってなんだっけ?



と、
エメラルドグリーンの海をながめて
裸足で海につかり
鳥の声や波音を聞いて

猪や カニ が 町で目撃できて 笑

そんな暮らしを始めて
今一度  いろいろと考えなおしています

earthing

そうすることで、何か変わることが
きっとあると思いました


MITAKUYE OYASIN

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yanafro









yanafro

( ヤナフロ ) Guitarist,Singer ending note C.R.C SCHECTER GUITAR RESEARCH Artist -MITAKUYE OYASIN-